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壊さない、捨てない
既存の宅配ボックスを、そのままIoT化
筐体はそのまま、制御部だけをスマート化。
コストと工期を最小限に抑える、次世代の更新スタイル。
20年選手の宅配ボックス、
「全交換」しか選択肢がないと思っていませんか？
マンション設備の寿命は約20年。部品の枯渇やメーカー撤退により、
まだ使える筐体ごと廃棄する「全交換」がこれまでの常識でした。
しかし、それはコストも環境負荷も大きい選択です。
「頭脳」だけを入れ替える、賢い選択。
「くじらスマート宅配ボックス リプレイスパッケージ」は、既存の頑丈な筐体やロック機構はそのまま活かし、制御基板や操作パネルのみを最新のIoTシステムへ刷新します。
これにより、従来比で大幅なコストダウンと短工期を実現。さらに、クラウド管理機能により、古い設備が最新の「スマート宅配ボックス」へと生まれ変わります。
リプレイスパッケージ 3つの強み
コスト削減＆エコ
壁を壊さず、鉄の箱も捨てない。大規模な撤去工事や廃棄費用が発生しないため、全交換に比べて圧倒的な低コストを実現。環境に優しいSDGsな更新手法です。
アプリでスマート管理
更新後は、入居者様専用アプリで荷物の到着確認や解錠が可能に。暗証番号の忘れや書き間違いによる「開かない」トラブルをゼロにします。
未来への拡張性
クラウドAPI連携を前提とした設計。将来的な「自動配送ロボット」や外部システムとの連携にも対応できる、陳腐化しないインフラ基盤を提供します。
活用シーン
修繕積立金不足を解決し、合意形成を実現。
「全交換の見積もりが高すぎて、修繕積立金では賄えない…」そんな悩みを抱えていた管理組合様。リプレイスパッケージなら予算内で収まり、さらに「スマホ対応」という付加価値がついたことで、総会での承認もスムーズに進みました。
築古物件の競争力を回復。
エントランスの古びたロッカーが、最新のIoT設備へ変身。「スマホで受け取れる」利便性は、若い世代の入居者への強力なアピールポイントとなり、空室対策としてのバリューアップリノベーションに貢献しました。
現地対応ゼロへ。業務効率が劇的改善。
「暗証番号が合わない」というクレームのたびに現地へ走る必要はもうありません。クラウド管理画面から遠隔で履歴確認や解錠操作が可能。誤配対応や長期滞留の管理もオンラインで完結します。
ただ直すだけではない、
未来へのインフラ投資
物流業界は今、人手不足や国際化により大きく変化しています。
10年後も使い続けられる「資産」にするための機能がここにあります。
🤖 自動配送ロボットとの連携
物理ボタンの操作が苦手なロボットも、API連携ならスムーズに解錠可能。将来、ロボットがマンションまで荷物を運び、自動でボックスへ預け入れる——そんな未来の物流インフラに対応する準備が整っています。
🌏 多国籍ドライバーへの対応
外国人ドライバーが増える中、漢字の宛名確認は誤配のリスクになります。当社のシステムと運送会社が連携すれば、ドライバーは専用アプリ経由で確実に空きボックスを予約・解錠でき、誤配リスクを最小限に抑えられます。
サービス仕様概要
| 提供開始時期 | 2026年中（予定） |
|---|---|
| 対応機種 | 各社旧型宅配ボックス ※メーカーを問わず現地調査の上、適合可否を診断いたします。 |
| 主な更新内容 | 制御メイン基板、操作タッチパネル（Android等）、電気錠（必要に応じて）、通信モジュール |
| 通信方式 | LTE通信（クラウド常時接続） |